12月22日は冬至。
冬至と言えば、かぼちゃですね。
かぼちゃは、南瓜と書きますが「なんきん」とも読まれます。
「ん」がつく食材、かぼちゃだけではなくだいこんやにんじん、ぎんなん、うどんなどは「運盛り」と呼ばれ、冬至に食べると運を呼び込むことができる食材と考えられてきたんだそうです。
かぼちゃは、ビタミンE、β(ベータ)-カロチンを豊富に含む、代表的な緑黄色野菜です。
ビタミンEは、肌の老化を防ぎ、のぼせや肩こりなどの更年期の諸症状の緩和、冷えを解消する作用もあるんだそうです。女性にとっては、毎日でもいただきたくなるような食材ですね。
また、 β-カロチンは、細胞の老化、皮膚・粘膜・目の網膜を健康に保つ作用のほか、風邪の予防に効果があると言われています。
その他にも、食物繊維、カリウム、ビタミンB群・Cもバランスよく含んでいる。
冬至の食卓では、煮物などの和風に仕上げがちですが、今回は朝食用にポタージュを作ってみました。
かぼちゃの甘みが際立ちます。
噛むことが苦手なお年寄りや、お野菜嫌いな子供たちにも食べてもらえそうですね。
今回使用したのは、趣味でお野菜を作っているお友達からいただいた、こんな形のかぼちゃでした。
身が軟らかく、甘みが強いので、今回のようなポタージュにはぴったりです。
■■「かぼちゃのポタージュ」のレシピ■■
<材料(作りやすい分量)>
- 南瓜 1/4個
- 玉葱 中1個
- ローリエの葉 1枚
- コンソメスープのもと 2個
- 水 4カップ
- 牛乳 4カップ
- 塩胡椒
- ドライパセリ
- カイエンペッパー
<作り方>
- 南瓜は皮を厚めにむき一口大の大きさに、玉葱は薄切りに。
- 厚めの鍋にバターを溶かして玉葱をあめ色になるまで炒める。
- 水を鍋に注ぎ入れ、1の南瓜も入れる。
- 沸騰したらアクをとり、ローリエの葉とコンソメスープのもとを入れ、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
- 火をとめ、冷ます。
- 冷めたものをミキサーやフードプロセッサーに入れ、ポタージュ状にする。
- 6を鍋に戻し牛乳と合わせ、温める。
- 塩胡椒で味を整え、スープ皿に注ぎ、ドライパセリとカイエンペッパーをあしらう。
保存する場合は、6の状態で保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。都度牛乳と合わせて温めれば、5日程美味しくいただけます。
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