秋から冬にかけて旬を迎える蓮根。
穴があいているので「先を見通すことができる」と縁起をかつぎ、おせち料理などのお祝いの膳に好んで用いられる食材です。
穴の大きさが小さく揃っていて、太くて真っ直ぐ、握った感じがしっかりしたものを選ぶとよいそうです。
蓮根には、ビタミンCが豊富に含まれており、美肌効果や風邪の予防などの効果が期待できます。
また、デンプン質が豊富なため、すり流しにするととろみがつき、体を温めてくれます。
煮物やキンピラ、肉詰めなどに よく使う食材です。少しの量が半端に残ってしまったときなどに便利なのが、今回ご紹介する「蓮根のすり流し味噌汁」です。
普段のお味噌汁に、おろし金ですりおろした蓮根を流し入れてサッと火を通すだけ。
とろ〜りとした おつゆ は、体を暖めてくれます。消化器の病気や嚥下障害などで、消化のよいものを召し上がる方にも美味しく召し上がっていただけるでしょう。
昆布と鰹節やアゴ(飛魚)などで丁寧にとったダシ汁を使えば塩分控えめでも美味しくいただけますよ。
この日の食卓は、これまた秋の食材を使った秋刀魚ご飯、鶏肉のソテー 、いんげんの胡麻和え、キャベツの浅漬。
お米の新米の季節を迎え、まさに「食欲の秋」ですね。
リンク:gooヘルスケア
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