最近、急に秋らしさが増し、みなさんお風邪など召されていませんか?
風邪をひくと、長ネギを喉に巻くなんて民間療法があります。
ねぎの成分に殺菌作用があるそうで、昔から包丁で切り裂いて炙ったものを手ぬぐいで包み、喉に巻くんだそうです。血行を良くして体を温めてくれる働きがあるそうです。
そういえば、長ネギはお鍋料理に良く使われる食材ですね。季節の変化に合わて 体調を整える食材を摂ることができるようになっているんですね。
今回は、この長ネギをビタミンB1が豊富に含まれている豚肉と合わせたお料理です。
ビタミンB1は、疲労のもととなる乳酸を溜め込むのを防いでくれる働きがあるんです。
気温の変動が激しく、疲れが出やすい季節です。豚肉と長ネギをたっぷり使った料理で、深まる秋に備えましょう。
この日の食卓は、牛蒡と人参のキンピラ、春菊の胡麻風味サラダ、納豆、シジミのお味噌汁。
さっぱり梅風味のお肉料理には、甘みがあるキンピラをあわせてみました。
納豆には玉葱をあわせました。普通は、あさつきや長ネギを合わせますが、シャキシャキの生玉葱とも相性がいいんですよ。納豆にも玉葱にも、血液をサラサラにする効果があります。血栓は、夜出来やすいので、このような食材は夜摂取するのが効果的なんだそうです。
■■「豚バラと長ネギの酒蒸し梅風味」のレシピ■■
<材料(2人前)>
- しゃぶしゃぶ用豚バラ 200g)
- 青紫蘇 6枚
- 長ネギ 1本
- 梅干 2個
- 醤油 小さじ1/2
- 日本酒 小さじ1 適宜
- みりん 小さじ1/3
<作り方>
- 梅干の種を取り除き、果肉を包丁で叩きペースト状にする。(市販の練り梅を使用してもよい)
- 1に醤油と日本酒、みりんを合わせ、よく混ぜる。
- 長ネギは、4cm幅に切り、白髪ねぎを作り水にさらしておく。青紫蘇は、1/4に切る。
- 陶板や土鍋またはフライパンに豚バラを1枚づつ並べて敷き、その上に2を塗る。
- 豚バラを1枚づつ並べて敷き、3の青紫蘇を敷く。
- 4と5を繰り返して、全ての豚肉をミルフィーユ状に積み重ねる。
- 6に日本酒を適量振りいれ、蓋をして中火にかける。
- 湯気が立ってから3-4分して蓋を開け、豚肉の火の入り具合を確認する。(竹串を刺してスッと底まで入るようになったら火が入っている)
- 9.8に火が入っていることを確認したら、3の長ネギの水をよく切って上の乗せ、再度蓋をする。
- 1分程度で火をとめ、できあがり。長ネギには火を通しすぎないのがポイント。
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