一昔前には、烏賊や鮹はコレステロールが高い食品として嫌われていました。
コレステロールが高い食材であることは確かですが、烏賊や鮹に含まれるアミノ酸の一種「タウリン」には、血圧の上昇を抑えたり、コレステロールや血糖値を下げてくれたり、心臓や肝臓の機能を強くしてくれる働きがあります。 また、インスリンの構成成分であり。細胞が作ったり再生させたり、感染症を予防する働きがある亜鉛も多く含まれているので、血糖値が高い人には、実はオススメの食材なのです。
それでもコレステロールが気になる方は、わかめなどの海草類と一緒にいただけば、水溶性食物繊維がコレステロールの吸収を抑えてくれますよ。
和食が多い我が家ですが、今回はパスタをご紹介します。 にんにくタップリのペペロンチーノが好物なのですが、この日は少し豪華に、たっぷり烏賊・鮹入りのペペロンチーノです。
烏賊と鮹は細かく刻むと味が良く馴染んで、歯ごたえも美味しくいただけます。
少しコレステロールが高めの私は、茎わかめ入りのサラダをつけあわせてみました。
「いただきます」の後すぐに海藻を平らげて、胃腸に水溶性食物繊維で膜を作ってしまうことがコレステロール吸収を抑えるポイントですよ。
■■「烏賊と鮹のペペロンチーノ」のレシピ■■
<材料(2人分)>
- 烏賊・鮹 それぞれ 150g
- ニンニク 2カケ
- 鷹の爪 2個 青じそ 10枚
- パスタ 200g (1.6mmのスパゲティーニを使用)
- オリーブオイル 大さじ3
- 塩・昆布茶のもと 適量
<作り方>
- 烏賊と鮹は少し細かめに切り、ニンニクは芽を取り除いてみじん切りに、シソは細切りに。
- パスタは好みの固さに茹で上げます。細めのものを少し固めがオススメ。
- パスタを茹でている間に、フライパンにオリーブオイルとニンンク、鷹の爪を入れて弱火で香りを出します。
- 香りが立って、ニンニクに焦げ目がつく前に、塩と昆布茶の素で塩味を調整し、烏賊と鮹を弱火で炒め煮にします。
- パスタが茹で上がったら、ゆで汁大さじ2と一緒に4に投入。
- 軽く合わせてお皿に盛り、シソをたぷり載せて出来上がり。
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