東京では、昨日今期一番の寒さとなりました。また、1ヶ月以上雨が降っていないということで、空気が非常に乾燥しています。
インフルエンザの流行への注意喚起もされています。
うがい、手洗いなどの地道な防止策を心がけたいですね。
寒さ対策、風邪防止に効果がある食材といえば、葱や生姜などが思い浮かびます。
以前は長葱を紹介しましたが、今日の一品は長葱とともに生姜の効果を期待した豚汁です。
いつもの豚汁に、すり下ろした生姜を一人分あたり小さじ2/3程度加えます。生姜を加えてから、サッと軽く火を通すのがポイント。生姜の辛みが薄れてまろやかになります。
最近は、お湯で溶くだけでできる「生姜湯」などが発売されていますが、風邪の引き始めに生姜湯を飲むというのは、古来の民間療法のひとつです。中国でも古くから漢方処方に頻用されていました。
生姜に含まれるシンゲロールという成分には、血行を促進して身体を温める効果があり、風邪の初期症状に微熱を下げる効果も期待できます。また、消炎・殺菌作用もあるので、喉を沈めて痰を切るなどの効能があると言われています。
年末年始で外食の機会が多く、少し体重を増やしてしまった我が家。
この日は、お魚をメインにした油抜きのお夕飯です。
少しピリッと生姜の刺激のある豚汁には、長ネギををたっぷりのせました。
冷えた身体が、ほくほく暖まります。
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