富山短期大学竹内准教授のグループの研究で「富山県特産のホタルイカ」に脂肪肝の改善に効果があることがラットの実験によって判明した。（今はまだ人体に効果があるかどうかは不明）
もともとイカやエビ、タコは高タンパク低脂肪、タウリンも豊富。 このタウリンが胆汁分泌を促進コレステロールを排出するのに役に立つのは知られていますね！またスルメイカにも血液内の脂肪を低下させるタウリンが含まれていて脂肪低下作用があることは証明されています。 そこで竹内准教授グループは富山県特産のホタルイカに注目し、研究を重ねた結果、ラットの実験ではあるが、スルメイカよりも多く中性脂肪・コレステロールとも下がっていたことを発見しました。
ラットを使って1.凍結乾燥させたホタルイカ入り飼料、2.スルメイカ入り飼料、3.通常の飼料の３つのグループに分けて2週間餌を与えたところ、ホタルイカ入り飼料を与えたラットは通常の飼料を与えたラットよりも30％も中性脂肪が減少していた。スルメイカも10％減にとどまり、ホタルイカの減少が目立った。同時にコレステロール値も調査したが、これもホタルイカの圧勝20％減していたことが発表されました。
ホタルイカというとお酒特に日本酒と一緒にいただくとおいしさが倍増。そんなホタルイカに脂肪肝が抑えられることが人でも実証されたらホタルイカの需要も高まり富山県の産業ももっと発展しそうです。
詳細は5月で東北大学でおこなわれる日本栄養・食糧学会で発表されます。（Ｙ．Ｉ）
http://blog.toyama-c.ac.jp/tomitan/index.php?ID=1576 （富山短期大学ＨＰ）
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