冬の寒い夜、味がしっかりしみた大根なんて食べたくなりませんか?
おでんやふろふき大根などが浮かびますが、今日は乾燥続きのこの冬にうれしい美肌の効果を期待してコラーゲンたっぷりの鶏手羽と合わせた煮込みをご紹介します。
大根は、日本の食材と思いがちですが、古代エジプト時代にも記録が残っているほど古くから食べられてきた野菜です。
今回煮込む白い根の部分は、分解酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)を豊富に含み、消化を促進して、胸やけや胃酸過多、胃もたれ、二日酔いなどに効果があります。食前に大根おろしをいただくと、胃の調子が良くなるなんて言う方もいらっしゃいますね。
皮には毛細血管を強くするというビタミンPが含まれ、冬に発症率が高まる脳卒中の予防に効果が期待できます。
鶏の手羽に期待するのは、もちろんコラーゲン。肌の新しい細胞を精製する役目をしてくれるので、綺麗な肌を手に入れる事ができます。また、同じく豊富に含まれるビタミンAも老化防止に効果があると言われるので、女性にはうれしい食材のひとつです。
いつもは、大根と手羽だけで煮込むのですが、この日は特売日で多めに手に入れてしまった玉子も一緒です。
ちょうど駿河湾で獲れた釜揚しらすをいただいたので、豪華なお夕飯になりました。
■■「大根と手羽と玉子の煮物」のレシピ■■
<材料(2人分)>
- 大根1/4
- 手羽4本
- 玉子2個
- 酒 1/2カップ ※
- 砂糖大さじ1 ※
- みりん大さじ2 ※
- しょうゆ大さじ3 ※
<作り方>
- 大根は皮をむき、3cmくらいの暑さの半月切りにし、お米のとぎ汁で下茹でをします。
- 玉子は、10分程度のゆで卵にします。
- ※を合わせた 煮汁を煮立て、1の大根と手羽を入れ、1時間ほど煮込みます。
- 2のゆで卵を入れ10分ほど煮込み、出来上がり。
下茹でが面倒なときには、お鍋にサラダ油を大さじ1/2ほど熱し、皮を厚めに切った大根を4-5分丁寧に弱火で炒めると下茹でしたように味がよく染み込みます。
でも、大根の皮にはビタミンCが豊富に含まれているので、できたら下茹でしたほうがよいですね。
一晩おくと、一層味が染み込みます。多めに作って次の日を楽しみにするのもいいですね。
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