沖縄県の中部福祉保健所館内で結核の集団感染があり、最初の感染患者の30代女性が死亡し、19人が発病・感染したとの発表がありました。
近年、結核の感染者が増加傾向にあると聞きます。
高齢者にはもともと結核に感染している率が高く、そこに細胞性免疫低下によって発病する危険が高く、同じく免疫低下による外因性の再感染による発症もしやすいそうです。
発症してしまうと、治療による副作用の頻度が高く、他疾患による死亡率も高くなるといわれています。
心配な症状が出たときには早めの受診を、そして感染症を防ぐための日ごろの手洗い・うがいなどをお忘れなく。
くわしい情報はこちら
公益財団法人 結核予防会 結核研究所
感染・免疫疾患 高齢者の結核
http://www.jata.or.jp/rit/rj/project5.pdf
沖縄タイムス
結核 11年ぶり集団感染 30代妊婦死亡
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-08-02_37132
(F.M.)
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