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医療

突発性正常圧水頭症(iNPH)

70歳以上のシニア層に見られる歩行障害や認知症、尿失禁などの症状は、老化現象やアルツハイマー型認知症が進行したなどと判断され、見過ごされがちです。

しかし、このような症状を発症する病気に突発性正常圧水頭症(iNPH)があります。

かつては、専門外の医師には馴染みのない病気でしたが、2004年以降診断・治療のガイドラインが作成され、医師に対する勉強会により広く知られるようになってきました。

この病気は、CTやMRI、腰から髄液を抜いた後の経過を観察する髄液タップテストという検査を経て判断され、シャント手術を受けることで症状がかなり改善されると言われています。
この突発性正常圧水頭症には、何が引き金になるかわかっていないそうです。

歩行障害や認知症、尿失禁などの症状は、ご本人はもちろん周囲の方にとっても非常に辛い症状です。
これら症状を伴う他の病気でも、iNPHのような治療法が発見されることが待たれます。

 

くわしい記事はこちら
知っておきたい!突発性正常圧水頭症(iNPH)の病気のサインとは?(QLife)
http://www.qlife.jp/square/feature/inph/story26058.html

 

<F.M.>

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